- 60歳過ぎた介護職っている？
60歳を過ぎて経験のない介護の分野で働くのは、不安が伴いますよね。
そもそも年齢を理由に断られないかという心配もあるでしょう。
結論から言いますと、60歳を過ぎても介護の仕事はできます。
70歳を過ぎて現役でバリバリ働いている方もいるので、年齢の心配はそれほどしなくて良いです。
しかし職場によっては年齢制限があります。
限られた職種の中でよりやりがいを持って働くために、職場探しは時間をかけて間違わないようにしましょう。
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60歳過ぎた介護職っている？
60歳を過ぎた介護職は現場で働けるのでしょうか。
普通に働いている
介護の現場では、60歳を過ぎても普通に介護職員として働いている人が少なくありません。
実際どちらのケースも私は知っていて、一緒に働いた経験もあります。
人生経験が豊富な60歳以上の方が、若い人より対応が上手な場合ってありますね。
若い人だとなかなかこうはいきません。
そもそも70歳ぐらい年の離れているので、何を話したら良いか分からないという場合も往々にしてあります。
ちなみに性別も関係ありません。
70歳の介護職もいる
60歳で大丈夫かと思っているなら安心してください。70歳を超えても介護の現場で頑張る人達がいます。
その方も、60代後半になってまったく違う分野から介護の世界に飛び込んできました。
しかし自分のやりたいことが実践できるので、活き活きと働いていたんですね。
利用者さんと楽しそうに、会話したり手遊びしたり。
入浴介助など体力を使うことはできませんでしたが、細々した家事や座ってできる食事介助など手伝ってくれていました。
自分のやりたいことができる職場というのは、楽しいんですよねきっと。
介護は人手不足
実際、年齢制限のある職場もあります。
例えば夜勤が必要な介護施設では、若い人を募集するケースもあるでしょう。
しかし介護の仕事はどこも人手不足です。
介護の専門学校などは定員割れを起こしており、若い人材がなかなか入ってこないという課題もあります。
そのような状況なので、60歳を過ぎても介護をやってみたいというやる気のある方はウエルカムなんです。
60歳以上で介護を始める不安
そうは言っても、60歳未経験で介護の仕事を始めるのは不安だよというあなた。
仕事が覚えられるか
例えば介護施設なら、複数の職員が勤務しています。
なので慣れないうちは他の介護職員に教えてもらいながら、介助方法など学ぶことができます。
また一人で困った時も、近くの職員に相談できるというメリットもあります。
体力が続くのか
バリバリ運動したり山歩きをしたりした人はともかく、そうでなければ体力が不安という方も少なくないでしょう。
その場合は、仕事内容を吟味してできそうかどうか判断すると良いでしょう。
またフルタイムで働くのではなく、初めは半日から初めて徐々に勤務時間を伸ばすという働き方ができる会社もあります。
また後で詳しく紹介しますが、介護タクシーなどの仕事は運転がメインの仕事です。
座っていることも多いので、それほど体力を消耗しないというメリットがあります。あなたの体力に応じて、職種を選んでみてください。
60歳未経験でもできる仕事3選
ここからは、60歳介護未経験でも働きやすい仕事3選を紹介します。
デイサービス
デイサービスは、日中利用者さんと一緒に体操をしたりゲームをしたりして過ごします。
体操やゲームの指導をしたり、必要な人には食事介助などしたりします。
デイサービスも色々あって、50名を超える大規模なところから10名以下の小規模なところまで様々です。
介護が必要なお年寄りって、手すりが必要だったりバリアフリーだったりしないと大変って思いますよね。
古民家デイサービスでは、昔暮らした住環境をあえて残してあります。
- 上がり框の段差
- トイレの入り口の段差
- 古タンスや囲炉裏など懐かしい道具
こうした環境で過ごすことで、お年寄りは机に手をかけて立ち上がるなど工夫して過ごせるのです。
また昔懐かしい道具があるのも、落ち着くんですよね。もし興味があったら、古民家デイサービスで検索してみてください。
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介護タクシー
介護タクシーは、自宅と病院をタクシーで送迎する仕事です。車いすに乗っている方は、車いすを押す介助がある場合もあります。
運転に自信がある方に向いていますが、二種免許が必要なので敷居が高いかもしれません。
初任者研修は最後にテストがありますが、難しくないので心配しないで大丈夫です。
初任者研修の受講費用が数万円かかりますが、会社で負担してくれる場合もあります。
かいご畑という転職エージェントを利用すると、条件を満たした場合全額免除されます。
費用を抑えたい方は、かいご畑を活用すると良いでしょう。
介護施設
介護施設は、いわゆる老人ホームです。お年寄りがそこで生活されていて、食事や排泄などの介助を行います。
施設では夜勤があるので、希望しない方は日中だけの勤務を選びましょう。
介護施設の規模も様々で、入居者が100名を超えるところがあれば、30名以下の小規模のところもあります。
比較的自分でできることが多いところもあれば、認知症があって食べられないものを食べてしまうような人ばかりのところもあります。
逆にいい加減な施設だと、ほったらかしにされる恐れがあります。
自信がないなら資格を取ろう
ここからは、60歳からでも自信を持って介護を始められる手段として介護の資格の取得について解説します。
初任者研修
介護の基礎を学びたいなら、初任者研修です。
初心者や未経験の方にも分かりやすく学べるので、何を勉強したら良いか分からないと迷ったら初任者研修を学ぶのが良いでしょう。
講義だけではなく、実際の食事介助や入浴介助の方法を実践して学べます。
初任者研修について学びたい方は、こちらからご覧ください。
実務者研修
初任者研修の上位資格が、実務者研修です。初任者研修と同じ分野の科目はありますが、より専門的な内容となっています。
また医療の痰吸引などといった項目は、実務者研修でしか学ぶことができません。
より深く介護を学びたいという方に、おすすめの資格です。
60歳でもニーズがある介護職を目指そう
以上、60歳過ぎた介護職はいるのか？未経験でもできる仕事3選について解説しました。
介護の仕事は60歳でも70歳でもやる気があれば頑張れます。
全国で募集があるので、あなたが通いやすいところを探してみましょう。
介護の転職エージェントかいご畑なら、担当者がついてあなたの転職をサポート。
条件を満たせば、初任者研修などの受講費用が全額免除になるので上手に活用しましょう。
あなたに合った職場探しができて、やりがいを持って働けることを願っています。
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CareBreakの管理人ソフィア
当ブログでは、介護職さんの感じるモヤモヤを解消できるような情報を発信しています。
