介護職の新人は放置されやすいよね…。先輩は忙しそうに走り回っているけど、私は何をしたら良いか分からない。何か気を利かせてやったら良いんだろうけど、まだ分からないな。
- 介護職の新人が放置されないためにできる3つの対策
- 介護職の新人は使えないと言われないためにできる3つの対策
- 介護職の新人を放置する職場とは
この記事では、新人介護職さんが放置されたり使えないと言われたりしないようにできる3つの対策について紹介します。
まだ入ったばかりなのに放置されると、どうしたら良いか分からなくて途方に暮れますよね。
先輩は忙しいので、あなた一人だけ残されてしまうことだってありえます。
そんな時にボーッと無駄に時間を過ごしてしまうのではなく、やれることをやっておくと有効に時間を活用できます。
利用者さんとコミュニケーションを取ったり、あらかじめ先輩から指示をもらっておくと良いですよ。
職場で放置された経験もある私が詳しく解説します。
フォロワーさんからの支持率高い!
介護職の新人が放置されないためにできる3つの対策
ここでは、介護職の新人が放置されないためにできる3つの対策を紹介します。
- 先輩から指示をもらう
- 記録の確認
- 利用者と関わる
放置されると不安になりますが、あなたができることをやっておく時間でもあります。
放置されない工夫をしておくと良いでしょう。
先輩から指示をもらう
新人介護職が放置されないための対策一つ目は、先輩から指示をもらっておくことです。
私、呼ばれたからちょっと言ってくるね。
先輩がその場を離れそうになった時、「何かやっておくことはありますか?」と聞くと良いです。
自分から尋ねることで、じゃあこの仕事お願いできる?と頼まれるでしょう。
- 利用者さんを見守ってて
- 食器を洗っておいてもらえる?
- 尿取りパッドを取りに行って欲しいんだけど
人間って何もやることがないと不安になります。
何かやることを指示されていれば、これをやっておけばよいと安心できますよね。
困ったら、先輩に聞いた方が早いです。
もし先輩が年配の女性職員で関係に困っているなら、「介護職の人間関係|おばさんと上手く付き合うための6つの方法」こちらの記事で詳しく紹介しているのでご覧ください。
記録の確認
新人介護職が放置されないための対策二つ目は、記録を確認しておくことです。
時間を有効活用するのに、利用者さんの記録を見て情報を確認することも大切です。
- 利用者さんの状態が分かる
- 何をすべきかが分かる
- やってないケアが分かる
記録には、利用者さん一人一人の既往歴や介助の方法などについて詳しく書かれています。
忙しいと記録をじっくり読む時間もないので、こうした機会に情報を確認しておくと良いでしょう。
記録を見て、今の時間は水分補給をするんだと分かればお茶の準備ができますよね。
24時間シートを作成している職場なら、一人一人の利用者さんの対応方法が細かく書かれているので便利です。
利用者さんと関わる
新人介護職が放置されないための対策三つ目は、利用者さんと関わることです。
利用者さんと関わると言っても難しいことではなく、隣に座ってお話していればOK。
- 隣に座ってお話する
- 落ち着かない利用者さんの隣で見守る
- 利用者さんと一緒に洗濯を畳む
利用者さんとコミュニケーションをとれば、趣味や好きな事など知ることができますよね。
実際のケアは先輩がいないとできないかもしれませんが、お話だったら一人でもできます。
認知症の方は何度も同じ話を繰り返したり、辻褄の合わないことを言ったりします。
だから隣にいるだけで安心できるんですよね。
認知症の方と話すと、どう対応したら良いか実践で学ぶことができます。洗濯を畳んだり、一緒に作業するのも有効です。
利用者さんに嫌われることを悩んでいるなら、「利用者から嫌われる介護職員とは?利用者に好かれる特徴も紹介」こちらの記事が参考になるのでご覧ください。
介護職の新人は使えないと言われないための3つの対策
ここからは、新人は使えないと言われないための3つの対策について解説します。
- コミュニケーション
- 気を配る
- できる仕事を見つける
この新人使えないな…放置なんて流れにならないよう、できる介護職員を目指しましょう。
コミュニケーション
新人は使えないと言われないための対策一つ目は、コミュニケーションを図るです。
当たり前のことですよね?でもちゃんと先輩方とコミュニケーションとれていますか?
- 挨拶する
- ほうれんそうをきちんとする
- ちょっとした雑談
苦手な先輩には報告しなかったり、話しかけなかったりすると印象よくないですよね。
コミュニケーションがないと関係性はどうやってもよくなりません。
でも雑談できる関係ができていれば、何かの時にお願いされたり頼りにされたりします。
先輩にへつらう必要はないですが、自分から関係性作っていく努力も大切です。
気を配る
新人は使えないと言われないための対策二つ目は、職場の人に気を配ることです。
- 記録できていない先輩に変わってケアに入る
- 仕事が終わらない職員に声をかけて代わる
- 夜勤明けの職員には早く帰ってもらう
今何が求められているか判断できると、周囲への配慮ができるようになります。
記録できていない先輩がいて、定時になっても帰れないかもしれない場合ってありますよね。
そんな時、先輩に排泄介助は私がやるので、記録やってくださいと一言伝えられたら感謝されるでしょう。
始めはなかなか気づけなくても、仕事を続けていれば気づけるようになります。
できる仕事を見つける
新人は使えないと言われないための対策三つ目は、自分ができる仕事を見つけることです。
- 食器を洗っておく
- 配膳の準備をする
- 利用者さんの見守り
ただ座ったり立ったりしてボーッとしていると、何してんの?って思われてしまいますよね。
先ほどの気を利かせてのところでもありましたが、今何が求められているか判断する力がつくと自分がやるべきことが見えてきます。
できたら、先輩に配膳の準備してますねなど、一言伝えておくと良いと思います。
もしあなたが仕事が遅いことで悩んでいるなら、「介護職の仕事が遅い悩みを解消するための5つの方法【今日からできる】」こちらの記事が参考になるのでご覧ください。
介護職の新人を放置する職場とは
ここからは、介護職の新人を放置する職場について解説します。
- 忙しすぎる職場
- 先輩が怠慢
- 教育担当がいない
人がいなくて常に忙しいと、新人をかまっている余裕がなくなります。
忙しすぎる職場
介護職の新人を放置する職場の一つ目は、忙しすぎる職場です。
人が少なすぎて、教えてくれる先輩がいない職場だと困りますよね。
- フロアに誰もいないことが多い
- 利用者さんが一日ボーッとしている
- 新人だけど初日に一人でケアする
職員が走り回っていて、新人に構っている暇がないというのが現状。
当然、新人さんは何をして良いかわからずぼーっとしてしまいますよね。
ただ座っているだけだとめちゃめちゃ疲れるんです。
先輩が怠慢
介護職の新人を放置する職場の二つ目は、先輩が怠慢(いい加減)な職場です。
担当の先輩がいるのに、しっかり教えてくれない場合もありますね。
- 適当にやってていいと言われる
- やり方を教えてくれない
- 自分のことをやって帰ってしまう
そういう先輩は新人の指導もしません。
完全に放置されて一日終わるという最悪のパターンになります。
できる先輩を見つけて、その人から指導してもらうようにしておきましょう。
教育担当がいない
介護職の新人を放置する職場の三つ目は、教育担当がいない職場です。
- 一人でみて覚えるしかない
- 教えてもらえるかは先輩による
- 分からないことを相談できる人がいない
教えてもらえないというのは想像以上に辛いです。頼れる人がいないって…。
きちんとしている職場であれば、教育担当がついて指導してくれます。
- 独り立ちまでサポートがある
- 困った時に相談できる先輩がいる
- 分からないことを教えてもらえる
毎日担当がついて指導しますし、定期的に振り返って困りごとがないか確認します。
あなたの成長度合いを見て、独り立ちの期間を決めてくれるので安心感があるんですよね。
ひどい職場を選ばないためには、「精神病むほど最悪な介護施設を選ばないためにできるたった2つの方法」こちらの記事が参考になるのでご覧ください。
新人介護職さん放置されてもめげないで
以上、介護職の新人が放置されて使えないと言われないためにできる3つの対策について解説しました。
- 先輩から指示をもらう
- 記録の確認
- 利用者と関わる
放置されるのはあなたの責任ではなく、職場の環境が悪かったり、先輩の怠惰などだったりするかもしれません。
ボーッとして過ごさないためにも、自分でできることを見つけて行っていきましょう。
- コミュニケーション
- 気を配る
- できる仕事を見つける
使えない新人だな…と思われてほったらかしにされるのは、これ以上ない苦痛です。
自分から動いて、先輩に目をかけてもらえるよう行動するのも大切です。
- 忙しすぎる職場
- 先輩が怠慢
- 教育担当がいない
新人職員を放置するような職場は、あまり良い環境が整っていないかもしれません。
そういう意味では、きちんとした教育制度がある職場で働くのが理想ですね。
あなたに合った働きやすい職場が見つかることを、心より願っています!
フォロワーさんからの支持率高い!
CareBreakの管理人ソフィア
当ブログでは、介護職さんの感じるモヤモヤを解消できるような情報を発信しています。