この記事を読めば、介護の資格の取り方について具体的にわかります。
- 介護福祉士の取り方
- 社会福祉士の取り方
- 介護支援専門員の取り方
- 初任者研修の取り方
- 実務者研修の取り方
- 介護の資格を取るメリット
あなたが取りたい資格の要件を満たすかなど、よく確認してください。
初任者研修や実務者研修なら、全国にスクールがあり手軽に講座を受けることができます。
介護福祉士や社会福祉士などは、通信講座を利用して気軽に学ぶことができます。
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介護福祉士資格の取り方
ここでは、介護福祉士資格の取り方について紹介します。
- 実務経験ルート
- 養成施設ルート
- 福祉系高校ルート
国家資格ですが、合格率は6割程度と決して難しくはありません。
実務経験ルート
介護福祉士をとる一つ目のルートは、実務経験ルートです。
- 実務経験年数3年以上
- 実務者研修を修了している
- もしくは基礎研修と喀痰吸引等研修の両方を修了している
単純に実務経験が3年あれば受験できるわけではないので、注意が必要です。
実務者研修を受けてない方は、期日にまで間に合うよう早めに申し込みましょう。
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養成施設ルート
介護福祉士をとる二つ目のルートは、養成施設ルートです。
高校卒業後、以下のいずれかの養成校を卒業することで受験資格が得られます。
- 介護福祉士養成施設2年以上
- 福祉系大学等 → 介護福祉士養成施設1年以上
- 社会福祉士養成施設等 → 介護福祉士養成施設1年以上
- 保育士養成施設等 → 介護福祉士養成施設1年以上
福祉系高校ルート
介護福祉士をとる三つ目のルートは、福祉系高校ルートです。
いわゆる福祉系の高校を進む方は、以下のような方法があります。
- 新カリキュラム卒業後国家試験
- 特例高校等 → 実務経験9ヶ月以上 → (介護技術講習)国家試験
介護技術講習を受けないと、国家試験で実技試験を受けることになります。
社会福祉士資格の取り方
ここでは、社会福祉士資格の取り方について解説します。
- 一般大学・短大
- 福祉系大学
- 社会福祉主事養成期間
- 実務経験
社会福祉士も国家資格であり、介護福祉士とのダブルライセンスも可能です。
一般大学・短大卒業ルート
社会福祉士を取る一つ目のルートは、一般大学や短大を卒業後に要件を満たすことです。
- 一般大学4年 → 一般養成施設等(1年以上)
- 一般短大等3年 → 相談援助実務1年
- 一般短大等2年 → 相談援助実務2年
日本福祉大学など全国の大学で社会福祉士の通信課程を実施しています。
働きながら社会福祉士を受けるという方は、「社会福祉士に受からない|働きながら合格するための5つの方法を解説」こちらの記事でも詳しく解説しているのでご覧ください。
福祉系大学卒業ルート
社会福祉士を取る二つ目のルートは、福祉系大学卒業後に要件を満たすことです。
- 福祉系大学等4年
- 福祉系大学等3年 → 相談援助実務1年
- 福祉系大学等2年 → 相談援助実務2年
社会福祉主事養成機関
社会福祉士を取る三つ目のルートは、社会福祉主事養成機関卒業後に要件を満たすことです。
- 卒業後、相談援助実務2年
- さらに短期養成機関等6ヶ月以上
実務経験ルート
社会福祉士を取る四つ目のルートは、実務経験を積むルートです。
- 相談援助実務4年 → 一般養成施設等1年以上
- 児童福祉司等実務4年 → 短期養成施設等6ヶ月以上
介護支援専門員資格の取り方
ここでは、介護支援専門員(ケアマネジャー)資格の取り方について解説します。
- 介護福祉士等国家資格取得後、5年以上かつ900日以上の実務経験がある
- 相談援助業務の経験があって、5年以上かつ900日以上の実務経験がある
ケアマネージャーの資格は、ステップアップのため取りたいと思いますよね。
合格率は2割から3割程度ですが、チャレンジする価値はあります。
国家資格+実務経験
ケアマネージャー受験資格を得るためには、国家資格を取ることと一定期間実務経験を満たしていることです。
- 介護福祉士等国家資格取得後、5年以上かつ900日以上の実務経験があること
以前は資格がなくても介護業務に5年以上携わっていれば、対象となっていました。
しかし現在は、介護福祉士や看護師などの資格を取ってから5年に変更。
相談員として経験を積む
生活相談員などの相談支援業務についてから、5年以上かつ900日以上の実務経験がある方も対象になります。
社会福祉士はないけど、施設の相談員として5年勤務した方は対象になるのでぜひチャレンジしてみてください!
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介護職員初任者研修の取り方
ここでは、介護職員初任者研修の受講の仕方について解説します。
- スクールで学ぶ
- ハローワークで学ぶ
初任者研修では、介護の基礎に始まり、具体的な介助の方法を学ぶことができます。
初任者研修の詳しい内容については、「介護職員初任者研修|働きながら無料で受けるならどこがいい?」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
スクールで学ぶ
民間企業などが行うスクールでは、全国で初任者研修を受講することができます。
あなたの家の近くで勉強できるのが、大きなメリットです。
介護・福祉・医療の資格情報サイト『シカトル』なら、あなたの家の近くのスクールを簡単に探すことができます。
講座資料は無料!
ハローワーク
ハローワークの求職者支援制度を受けて、初任者研修を無料で受けることもできます。
ハローワークの求職者支援制度は、日程があらかじめ決まっているのでよく確認が必要です。
各都道府県の介護労働安定センター支部・支所で確認しておきましょう。
介護職員実務者研修の取り方
ここでは、実務者研修の受講の仕方について解説します。
- スクールで学ぶ
- ハローワークで学ぶ
実務者研修を受けるのも初任者研修と同様、スクールで受講する場合とハローワーク利用の2つがあります。
実務者研修については、「実務者研修|働きながら無料で受けるならどこがいい?」こちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。
スクールでの受講
実務者研修も初任者研修と同じく、全国にあるスクールで受けることができます。
大手のニチイでは、受講修了後にニチイに就職することを条件に受講料が全額無料となるサービスを行っています。
介護・福祉・医療の資格情報サイト『シカトル』なら、あなたの家の近くのスクールを簡単に探すことができます。
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ハローワークの利用
初任者研修同様、ハローワークでも無料で実務者研修を受講することができます。
条件は以下の3つあります。
- 雇用保険受給資格者
- 実務者研修開講日に残日数が一定以上ある
- 介護の実務経験が1年未満・下記の無資格者(実務者研修修了者と同等以上の技能や資格を有している・看護師・介護職員基礎研修・初任者研修・ヘルパー1級2級修了者)
受講料は無料ですが、テキスト代や講習保険料がかかります。合わせて15,000円程度です。
全国47都道府県で実施され、定員が決まっています。
介護の資格を取るメリット
ここでは、介護の資格をとるメリットについて解説します。
- モチベーションアップする
- 給与が上がる
- 転職に有利
モチベーションアップ
資格があることでやりがいを感じるなど、モチベーションアップにつながります。
- 資格を取ろうという目的意識が生まれる
- 勉強で学ぶことを実践で活かせる
- 資格をとると箔が付く
周りの職員からも、資格を持ってるんだなって期待されるでしょう。
給与が上がる
介護福祉士などの資格をとることで、等級がアップする可能性があります。
- 等級がアップする
- 資格手当がつく
- ただし職場による
介護福祉士が一定数いることで、事業所が評価されて加算がつく場合があります。
それがスタッフにも還元されるので、winwinの関係になるんですよね。
転職に有利
転職を考えているなら、資格はぜひとも取っておきましょう。
- 職場によっては、初任者研修以上と条件がある
- 資格があることで、給与体系の等級が良くなる
- 結果的に基本給が上がる
初任者研修や実務者研修などは、働きながらでも受講することができます。
より良い条件で転職を希望しているなら、働いているうちに資格を取ることをおすすめします。
介護の資格を取ろう
以上、介護の資格の取り方|介護福祉士ほか5種類を紹介しました。
- 介護福祉士の取り方
- 社会福祉士の取り方
- 介護支援専門員の取り方
- 初任者研修の取り方
- 実務者研修の取り方
初心者や介護未経験の方でも取りやすい初任者研修。
給与アップにつながる介護福祉士や介護支援専門員。
経験が必要だったり、試験に合格しなければいけないものもあります。
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CareBreakの管理人ソフィア
当ブログでは、介護職さんの感じるモヤモヤを解消できるような情報を発信しています。