HSP介護士だけど仕事が続かない…。人間関係や職場環境が合わなくてダメなんだよな。どうしたらいいんだ…。
- HSP介護士はなぜ仕事が続かない?
- HSPさんが介護士を続けるためにできること
- HSP介護士に向いてる職場と向いてない職場
- HSP介護士が向いてる職場を探すためにできること
HSP介護士さん、仕事が続かないと悩んでいませんか?
介護士を続けたいけれど、なんか職場の雰囲気が合わなくて短期間で辞めてしまう。
機嫌の悪い上司がいたり、マウントをとるお局様がいたりする職場は、HSPさんにとってしんどいですよね。
そんな時は、職場環境を見直してみると良いと思います。
私自身もHSPですが、長く介護士を続けてきました。
HSPさんが長く続けられる職場は、時間をかけて丁寧に探せばきっと見つけられます。
この記事を読んで、HSPさんが介護士を続けるための方法と、HSPさんに向いている職場を知っていただけたらと思います。
転職経験もある、HSPの私が詳しく解説します。
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HSP介護士はなぜ仕事が続かない?
ここからは、HSP介護士はなぜ仕事が続かないのか?について解説します。
- 共感しすぎる
- いい加減な人が許せない
- 生活リズムが狂う
- 周りの目が気になる
- 周囲に気をつかう
ポイントは、他人を気にしすぎて自分が辛くなりすぎるということ。
自分の許容範囲内で仕事できるかどうかがポイントだと思います。
共感しすぎる
一つ目の理由は、HSPさんは相手に共感しすぎるからです。
HSPさんは、「今、機嫌が悪そうだな」など、相手の気持ちが手に取るように分かる特徴がありますよね。
介護職で言うと、お年寄りの気持ちがよく分かるということ。
- 体が痛くて切なそう
- 食べる物がないけどお腹がすいているのかな
- 帰りたいのに帰れなくて辛いよね
こうしたお年寄りの気持ちが、まるで自分ごとのように感じて苦しくなることがあります。
すると、「何もできなくてごめんね」という思いになってしまいます。
相手に共感できるのはHSPの特徴ですが、一方で自分の心も消耗してしまいます。
いい加減な人が許せない
二つ目の理由は、HSPさんはいい加減な人を許せないからです。
介護職も色々な人がいて、中には手抜きばかりできちんと仕事しない人もいますよね。
- 利用者さんを雑に扱う
- ケアが適当なので困る
- 雑談ばかりで動こうとしない
介護施設などはチームで仕事をするので、いい加減な人がいると仕事量に差が出てしまいます。
HSPさんは、頑張り屋さんが多いので、こうした仕事の仕方をする人をイヤだなと感じてしまいます。
日々の不満が積み重なり、次第に仕事に行くのが嫌に感じるようになります。
人間関係で悩んでいるなら、「介護職の人間関係でもう辞めたい…低ストレスで働くための5つの方法」こちらの記事をご覧ください。
生活リズムが狂う
三つ目の理由は、生活リズムが狂うからです。
介護施設などは、夜勤を含めた変則勤務が基本ですよね。
- 早番朝7時から16時まで
- 遅番昼12時から21時まで
- 夜勤17時から翌朝9時まで
こんな感じで、日によって勤務時間が変わります。
生活リズムを一定に保てないというのは、プチストレス。
もちろん施設で働くならそれが当たり前なのですが、生活リズムを整えにくいのは、HSPさんには苦痛ですよね。
特に夜勤は、夜眠れないという大きな課題があります。
変則勤務が辛いと感じるなら、日勤だけのデイサービスやヘルパーとして働くなど働き方を考えた方が良いでしょう。
周りの目が気になる
四つ目の理由は、他の職員など周りの目が気になるからです。
- 2人介助で排泄を行うとき
- 先輩についてケア方法を教えてもらうとき
- 後輩に入浴方法を指導するとき
先輩でも後輩でも、相手に見られてると思うと、緊張して手際が悪くなりますよね。
こうした場面が多いと、プレッシャーに感じて疲れることが多いと思います。
ヘルパーなら1人で行動することが多いです。周りの目が気になるなら、1人で動ける職種を考えると良いかもしれません。
周囲に気をつかう
五つ目の理由は、周囲に気をつかいすぎて疲れてしまうからです。
- 利用者さん疲れてそうだな
- 先輩が今日はイライラしてるな
- 気圧の関係か利用者さん落ち着かない
周りのことに気がつくのは介護職として良いことですが、想像以上に神経を使って疲れ果ててしまっていないでしょうか。
色んなことが気になりすぎて、考えを思い巡らせてしまうのはしんどいですよね。
HSPの特性についてさらに詳しく知りたいなら、武田友紀さんの「繊細さん」の本がおすすめです。
HSPさんが介護士を続けるためにできること
ここでは、HSPさんが介護士を続けられるためにできることを3つ紹介します。
- 自分も大切にする
- 考えすぎずに行動する
- 働き方を考える
他の誰かではなく、あなた自身も大切にしてくださいね。
自分も大切にする
HSPが介護士を続けるためにできること一つ目は、他者だけではなく自分自身も大切にすることです。
- 利用者さんのために自己を犠牲にする
- 同僚のために休日出勤する
- 疲れているけど頑張ってしまう
他者を思いやる気持ちの強いHSPさんは、ついつい自分のことは後回しにしがち。
気づいたら疲れ果て、休日にぐったりしている方も少なくないのではないでしょうか。
HSPさんは、意識的に自分自身を大切にしよう!
- 休日は好きなカフェでまったりする
- 残業はせず定時で帰る
- 帰宅したら仕事のことは一切忘れる
家に帰っても仕事のことを引きずっていると、疲れが取れずモヤモヤしてしまいます。
仕事と休みで、ONとOFFが切り替えられると良いですね。
家では仕事のことは忘れて、自分が好きなことやって心と体を回復させましょう。
考えすぎずに行動する
HSPが介護職を続けるためにできること二つ目は、考えすぎずに行動することです。
- 先輩イライラしているな。私が変なこと言ったからかな?
- 昨日のケアのこと?
- 考えまくるけど、根拠がみつからない。
先輩にイライラしている理由を尋ねない限り、あなたが原因かどうかわからないですよね。
考えても答えの出ないことは、考えない。これがシンプルで、考えすぎて神経が消耗することもありません。
とはいえ考えちゃうのがHSPさん。考え始めたなってわかったら、頭をブンブン振ってみるといいですよ。
それだけ?って思うかもしれませんが、行動することで思考を止めることができます。
長く続けると、それはいずれ習慣になります。ブンブン頭を振って、目の前のことに集中する。
そんな感じで、あなたなりに考えすぎない動作を見つけると良いと思います。
働き方を考える
HSPが介護職さんを続けるためにできること三つ目は、働き方を考えることです。
介護職と言っても職種は様々で、勤務時間も異なりますよね。
施設だと変則勤務なので、生活リズムが不規則になりがち。それが辛いなら、日中だけの働き方を選びましょう。
- デイサービス
- ホームヘルパー
- 福祉用具相談員
- 介護タクシー
ただしヘルパーは夜間対応のところもあるので、よく確認しておきましょう。
一日の生活リズムを整えることで、心も体も元気になると実感できます。
もし現在夜勤をしていて体が辛いと感じているなら、働き方を考えてみてはどうでしょう。
転職を考えているなら、そふぃあにもご相談ください!
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HSP介護士に向いてる職場と向いてない職場
ここからは、HSP介護士さんに向いてる職場と向いてない職場を紹介します。
あなた自身がどの職場に向いてるか、確認してみてくださいね。
HSP介護職に向いてる職場
- 一人で仕事する時間がもてる
- 意見をいいやすく、ゆったりとした雰囲気
- 分からないことをきちんと指導してくれる
HSPさんにとって、一人で仕事できる時間があるかないかはめちゃめちゃ大事ですよね。
ヘルパーさんであれば、車で移動したり、利用者さん宅でも一人でケアしたりできます。
あなたがヘルパーとして働くことを考えているなら、「訪問介護で行きたくない利用者の特徴と効果的な3つの方法」こちらの記事もあわせてご覧ください。
意見を言いやすい雰囲気も大切ですよね!
ほったらかされる職場もあるので、きちんと研修をして指導してくれるのも大事です。
HSP介護職に向いてない職場
- 業務が多すぎて時間に追われる
- 利用者や職員の人数が多すぎる
- 残業が多い
- 会議などで公休出勤がある
- ケア方法など教えてもらえない
反対に大規模特養のようなところだと、仕事や人数が多すぎて疲れきってしまうかもしれません。
介護施設などは資格がいらないので、始めやすいというメリットはあります。
でも業務量が多くて、人も少ないので、疲れ切ってしまう方も少なくありません。
他にも残業や公休出勤が多いようなところは、長く続けるにはしんどいと思います。
HSP介護職が向いてる職場を探すためにできること
ここからは、HSP介護職さんが向いてると思う職場を探すためにできることを紹介します。
- SNSの活用
- 転職エージェントの利用
- 友人や知人の紹介を受ける
転職活動はリスクないですよ!
SNSの活用
HSP介護職が向いてる職場を探すためにできること一つ目は、SNSを活用することです。
今はInstagramなどで、日常を発信している特養なども少なくありません。
夜勤中のライブ配信などもしているので、実際の職場の雰囲気がよく分かるのが大きなメリット!
InstagramなどのSNSを活用して、職場のことをよく知るのは今や必須のアクションと言えるでしょう。
転職エージェントの利用
HSP介護職が向いてる職場を探すためにできること二つ目は、転職エージェントの利用です。
転職する際、なかなか転職先についての情報って得られないですよね。
- 求人広告の情報だと欲しい情報が足りない
- 職場の雰囲気など、もっと知りたい情報がある
- なんとなくで選んで失敗する
なんとなくチラシの写真が良さそうだから…。
そんなふわっとした感じで選ぶと失敗しますよ。
私が転職エージェントの利用をおすすめする理由は、あなた一人では得られない情報を得られるからです。
- 実際の職場の雰囲気を知りたい
- 職員は経験者が多いのか新人が多いのか
- 教育制度はしっかりしている?
こうした情報をあなた一人で得ようと思っても、求人票に書かれていなければなかなか難しいですよね。
直接職場に聞くって、できないですよね?
転職エージェントを上手に活用すれば、あなたが欲しい情報を得ることができるでしょう。
転職エージェントの利用は無料でできるので、登録だけでもしておくことをおすすめします。
良い求人はすぐになくなってしまうので、こまめにチェックしておきましょう。
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友人の紹介を受ける
HSP介護職が向いてる職場を探すためにできること三つ目は、友人の紹介を受けることです。
- 友人がいる安心感がある
- 友人から職場の情報が得られる
- 相手先もどういう人か把握しやすい
メリットたくさんですね!
でも友人だけに関係性には気をつけたいですよね。
- 普段知らない友人の側面を目にするかもしれない
- 関係性が悪くなったら居づらい
- 普段づきあいぐらいの関係がちょうど良いかもしれない
ちょっと会うぐらいの関係だったのが、同じ職場で働くようになると顔を会わせる時間も増えます。
また仕事のことで意見が合わないなど、いざこざがあると関係性が悪くなる恐れも考えられます。
そうするとちょっと考えてしまうな…。
不安があるなら、別の手段をとりましょう!
HSPは介護職に向いてない?まとめ
以上、HSPは介護職に向いてない?向いてる職場とは?について解説しました。
- 共感しすぎる
- いい加減な人が許せない
- 生活リズムが狂う
- 周りの目が気になる
- 周囲に気をつかう
自分が疲れすぎないかがポイントになると思います。
上記のようなことがあって、疲れ果ててしまうようなら、働き方を考えても良いでしょう。
- 自分も大切にする
- 考えすぎずに行動する
- 働き方を考える
そのような職場で気分良く働くためには、HSPさん自身も大切にすることがポイント。
また考えすぎてしまうなら、行動することで必要以上に考えないようにする工夫も大切です。
- 一人の時間がある
- 意見をいいやすい雰囲気
- ゆったりとした雰囲気
- きちんと指導してくれる
ゆったり働くには少人数だったり、一人の時間がとれたりする職場だと良いと思います。
大人数でも信頼できる人がいれば、働きやすくなるかもしれません。
- 時間に追われる
- 利用者や職員の人数が多すぎる
- 残業が多い
- 会議などで公休出勤がある
- ケア方法など教えてもらえない
反対に大人数の職場だと、ちょっと気を遣って働きづらいかもしれません。
- SNSの活用
- 転職エージェントの利用
- 友人の紹介を受ける
あなたに合った職場を探したいなら、SNSを活用したり、転職エージェントの利用や友人に紹介してもらう方法が良いでしょう。
あきらめずにあなたに合った職場探しをして、介護職を楽しんでもらえたらと思います。
CareBreakの管理人ソフィア
当ブログでは、介護職さんの感じるモヤモヤを解消できるような情報を発信しています。